読んだら寝る

好きな作家、本、マンガについて紹介

2024-01-01から1年間の記事一覧

どこにもない日常とどこにでもある日常、榎本俊二さんの「ザ・キンクス」

最近、涙もろくなってきている気がします。映画を観ると前までは感動しても泣くほどではなかったシーンでも思わず涙が目に溜まってしまうようになってきました。恐らく、登場人物の心境を自分がかつて経験した内容と照らし合わせて共感しているのではないか…

レトロ趣味もここに極まれり〜森見登美彦さんの「恋文の技術」

昔から物わかりが悪いため、単純な仕組みの物ばかり相手にしてきました。iPodが流行り、そのブランドがいい感じにコピーされたか512MBも入らないような容量のMP3プレイヤーがゲーセンの景品に並び始めた頃を中学生として過ごしてきた私はあろうことかカセッ…

頑張ろうと思わせてくれる作品〜木尾士目さんの「はしっこアンサンブル」

激務の中ようやく休みに入りました。久々にゆっくり過ごす時間ができ、たまにはダラダラするかとぐうたらな日々を送っています。ただ、最近あんまり心に刺さる小説と出会えていないと言いますか、久々の余暇にまだ心がついて行っていないと言いますか、とに…

恋愛上手が見せる不器用な所〜草川為さんの「今日の婚のダイヤ」

風邪をひきました。なにやら咳だけ止まらなくてすわ懐かしのコロナか?と思いましたがどうやら違うようです。熱もないので明日には出勤しなければなりません。辛い。とはいいつつゆっくり横になって本を読んでいたので気晴らしにはなりました。特に、「ノウ…

たまに思い出す山田のこと。〜金子玲介さんの「死んだ山田と教室」

この度、第65回メフィスト賞を受賞した「死んだ山田と教室」を読みました。 死んだ山田と教室 作者:金子玲介 講談社 Amazon 第65回メフィスト賞受賞作品 さて、「死んだ山田と教室」発売日に買っておきながら多忙のためつい先日ようやく全て読めたのですがめ…

娯楽純度100%な楽しいゲームブログ〜赤野工作さんの「ザ・ビデオゲーム・ウィズ・ノーネーム」

最近社内の試験前で若干社内の若手(30代前半〜)がピリピリしてます。今後の昇進に絡んだり本社勤務に絡んだりするのでさもありなんという感じですが。社内には「いやぁ〜業務ばかりで全然勉強できてないわ〜(めっちゃしてる)。」とアピールする輩が蔓延…

王ドロボウJINGの思い出

小学生の頃に買っていた少年誌はコロコロコミックスだったんですが、不思議と各連載マンガの単行本はあまり買っていませんでした。本誌も取っておいてあるのであまり必要性を感じなかったのかもしれません。代わりに買っていたのは従兄に薦められたコミック…

甘くてビターなデザートてんこ盛り。〜米澤穂信さんの「小市民シリーズ」

社内試験的な行事が刻一刻と迫っています。暗記しないといけない資料が多数あり、正直かなり面倒なのですが、いい歳して久々にテストされるというレアな経験に学生時代が思い出させれます。学生時代は勉強はやや頑張っていたのでテスト自体は嫌いじゃなかっ…