はじめに〜作品&作者様紹介
スローライフだ何だってのに憧れますが結局食い扶持は気になります。好きなことが仕事になるのが一番ですが、その理屈なら私はダラダラ寝て過ごして本を読んだりゲームがしたい。でもそれじゃあ金にならない。困った。ブログを書いても別に一銭にもなりはしませんので、趣味が金になるというのはとにかく憧れます。どなたかパトロンが囲ってくれませんか。
と言うわけで、本日紹介するのは世の中に2つ位しかない珍しい蹴鞠マンガ、伊藤潤原作の小説「国を蹴った男」を幾花にいろさんがコミカライズした漫画版の「国を蹴った男」です。
(上下巻完結済)
D・キッサンさんの短編「鞠めづるヒトビト」
蹴鞠マンガ、意外とあるのか?
幾花にいろさんと言えば「丹」「幾日」と言った成人向け漫画や「イマジナリー」「あんじゅう」なんかで知られた美麗な絵を描かれる漫画家さんです。大好きなのでブログとは別でやってるnoteでも紹介しています。
取り敢えずジャブとして、ダメージを受けても良い方は「丹」をそうでない方は「幾日」か「イマジナリー」を読んで頂けたら!
「国を蹴った男」あらすじ
鞠職人の五助は勤めていた工房の跡継ぎになれずに腐っていたところ、馴染みの商人の伝手で戦国大名今川義元の嫡男である今川氏真の元で召し抱えられることになります。
今川義元、あぁ織田信長の戦いでチュートリアル的な感じで殺される大名か…。国力に差があったのに負けたのはきっとあれだったんだろうな…。というイメージがつきまといます。戦国無双のイメージも一役買っていますね。なんか蹴鞠してるバカ殿みたいな。
戦国無双より今川義元、扱いがこう…。
本作品の今川義元、シャンとしてる。
海道一の弓取りと称され、武田や北条とも同盟を結んだ戦国大名が弱いわけは無いのですが、どうしてもイメージが悪いですよね、今川義元。そんな今川義元の蹴鞠してるイメージ定着に一役買っているのが今川義元の息子、本作のメインキャラの今川氏真です!
ある意味主人公2人のファーストコンタクト
本作の魅力
まぁ何はともあれ本作の魅力は「ビジュアル」でしょうか。こんなイケメン戦国大名に仕えたいですもん。距離感近いからって尻触って手打ちにされたいですもん。
イケメン
まぁ落ち目のイケメン大名に愛されて振り回されて鞠を作る五助視点もある意味ゆるBL&スローライフで最高なのですが、他に好きな点を挙げるとすると戦国時代の世間の狭さですね。
戦国時代というメディアもなければSNSも無い時代に情報のやり取りは書状や伝聞、あとは自分の耳目と言ったところで、鞠職人の五助からすると大名の趨勢なんぞ全く分からない、と言うのがリアルで良いです。私だったら絶対隣村の綺麗なおなごの噂くらいの情報しか持っていない自信があります。
そら知らんわな。
そんな世間を知らない一介の鞠職人の五助が、知己を得て、類まれなる蹴鞠の才を持つ今川氏真に仕えつつ、良い鞠を作るべく奔走し「あれ?この戦乱の世の中で、親父を失ってヤバい状況で鞠蹴ってるのって大丈夫?」「それはそれとして今川氏真様蹴鞠ぱねぇからな…鞠職人として本望だよな…。」となっていく様、スローライフ物としては斬新すぎて良いですね。
俺に優しいイケメン大名と趣味と生業の話
好きなことを仕事にするのに困らない環境
withイケメン小姓
そしてやっぱりイケメン大名(暗愚?)
鞠職人として認められ、好きなことを仕事にして何不自由無い環境も、優しい周囲も、何なら自分の身の回りの世話をしてくれるツンデレ小姓と馴染みの商人が紹介してくれたソバカスか可愛い妻。ある意味欲望のお子様ランチみたいな生活なんですが、環境だけは戦乱のさなか過ぎてちょっと憧れるとは言い難い。それ以外は100点なのに!
妻、可愛い。
今川氏真以外の大名も、幾花にいろさんの美麗なタッチで描かれていて最高です。やたら苦労人で遊びを知らない家康、趣味も何も全て出世に利用しようとする秀吉、器用に戦国の世を渡り歩いている様に見える信長。特に今川家と織田家の間でやたらと苦労している家康は良いですね。戦に勝ったり負けたりした結果、なんかヒモみたいな元主家筋のイケメン氏真が纏わりついて。ボンビーかな?そんな今川氏真のヒモとして鞠を作る主人公、五助。ヒモのカースト制度!
苦労人
まぁそうなるよね。
頑張った結果、元主家筋がヒモに。
箱推しできる夫妻
なんか少しヤンデレ的な考え方かもしれませんが、イケメン大名が没落して自分の大好きな蹴鞠に没頭して、自分に親しく声をかけてくれるのは「イイ」ですね。蹴鞠を通して私だけを見てくれる…。そして、イケメンは家族も美女なので奥さまと箱推しできるのも良いです。
美男美女
政略結婚からこんだけ仲良くなったら大したもんだよ。
箱推しできる。
何でしょうか、仲良しな上司の家に遊びに行って、上司の美人な奥様に「趣味を程々にする様、言ってくれませんか?あぁあなたも夫と同類でしたね…。」って呆れられたいと言うのは三大欲求のひとつ目でしたか。いずれにせよ、趣味の合う友人や知己が居るのは良いものですね。時代が違えば「ハマさん」「スーさん」と呼び合えたかもしれません。
最後に
そんな素敵な夢男になれるマンガ、「国を蹴った男」ですがKindleUnlimitedで読み放題かつ、現在99円セールをしております。アフィなんかつけてないので即座にポチって下さい。美麗な作画で「なんか変な癖のツボ」を刺激されたい方にオススメです!
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